使い古しほど美しい色が~
ソヨゴが不思議でたまりません。
どう見ても、モノの順序が逆なのです。
3日前からソヨゴの葉を煮て染液を作っているのです。
水ら煮始めて、煮立った後も20分煮ます。出来た液をバケツに取り、又新しい水を入れて同様に煮るのです。
2日おいて、その煮出した古い葉を又煮出します。そして水を取り替えて又煮出します。
同じ葉を合計6回煮出すのですが、普通なら段々色が出なくなるはずです。ところがソヨゴは1,2回目が一番薄い色なのです。
試しに布を染めてみたのですが、染め上がりも最初ほど薄いのです。
煮出した葉を空気にさらすことによって赤みが増すと聞いていましたが、それだけではなく濃い染液になるのです。
まるで魔法の葉っぱです。
出しても出しても減らないモノ~と言えば愛情とか愚痴とか恨み、憎しみ、ねたみなど
形がないモノに限っています。
目に見えるモノで出しても出しても減らないで、むしろ増えるモノってあるかしら?不思議でしょう~
最初は錯覚かと思って、透明のグラスに入れて並べてみました。
歴然と見てとれました。
新しい葉を煮出したのが一番薄くて、、二番煎じ三番煎じの方が濃くなっているのです。
葉に含まれる色素ってどんな物なのかしら。
葉っぱは緑色ですが、煮出した液の色は緑っけは全くなくて赤茶色です。
草木染めの世界は科学なんだわ
サッパリ分からないけれど、面白い世界です。
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草木染めに興味のない人にはつまらない話しでしょうね。ゴメンナサイ<(_ _)>
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今日もお読みいただき有り難うございました
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by ubayuri
| 2010-11-22 23:32
| 田舎暮らし・都会暮らし
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