サルの落ち穂拾い
我が家では裏庭にコンポストを置いて、調理クズを入れています。
滅多にお客様はないし、粗食で育った夫婦ですから、
コンポストに入れるのは大根の尻尾とか野菜クズとかリンゴの皮などです。スモークがいなくなったのでたまにシャケの皮なども入ります。
そんなカスしか無いコンポストにサルがやってくるのです。
去年初めて雪が深い2月末頃にサルがコンポストのふたを開けて残飯あさりをしたのですが、この時期に来るなんて本当に驚きです。
今年はドングリや栗が不作なので、熊が里の方に出て大騒ぎをしていますが、サルも同じくエサ不足なのですね。
我が家のコンポストをサルに解放するほどうばゆりは優しくありません。
一昨日ふたを開けられたので、しっかり回して締めておいたのに又今朝フタが開けられていました。
あのフタは回して引っかかりをずらさなければ開けられないのに、どうして其れが出来るのか不思議でなりません。あの小さな手でフタの取っ手を握り45度回すのは無理だと思うのだけど~
人間の2~3歳の子供だって出来ないはずです。
だけど兎に角サルは其れをやってのけるのです。
全く侮れないのはサル知恵です。
今日はしっかりと締めた上に取っ手の穴に長い棒を差し込み回らないようにしておきました。
さて明日はサルが勝つか?うばゆりが勝つか?知恵比べです。
午後買い物に出掛けたら、田んぼの中に石ころが沢山置いてあると思ったら、
サルがうずくまって落ち穂拾いをしてました。
こんな光景は滅多に見なかったのに、今年は本当にエサに窮しているようです。そういえば松笠に着いている目にとまらないほど小さな種をほじくって食べているとも聞きました。
なんか哀れになりました。
今年だけエサをやりたい気もしますが、、、、
ダメダメ~そんなことをしたら益々サルは増えてしまうもの。
だけど飢饉にエサを送れば、後でサルの恩返しがあるかも知れないし、、、
そうそう敵に塩を送って後世までその徳をたたえられた武将もいるし、、、
ウ~ン、ここは考えどこだわ!
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今日もお読みいただき有り難うございました
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by ubayuri
| 2010-12-04 22:47
| 田舎暮らし・都会暮らし
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