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春は名のみの~♪

今日は立春、暦の上では春なんですが~

朝から雪がハラハラと降り続き、春の気配など皆無です。暖かい家の中で相変わらずの穴蔵生活のうばゆりです。
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  春は名のみの 風の寒さや~♪

で始まる「早春賦」をご存知ですか?(作詞・吉丸一昌)
この歌の歌碑が大町市内にあるのですが、安曇野にもあるのです。
世の多数の方は安曇野の歌碑が本家と思われている様子で沢山の観光客が訪れています。それに音楽祭やらなにやら色々なイベントもあちらではやっているようです。

でも、本家は絶対に大町なんです。イエ、うばゆりが力むほどのことでもないのですが、、、、やっぱり声を大にして言いたいです。

今でこそ安曇野市穂高と言えば全国的に知られた有名な観光地ですが、少し前まで大町が日本海側の糸魚川と松本を結ぶ中間点の宿場町として栄えていたのです。

時は明治44年、東京音楽学校の教授であった吉丸一昌先生に大町中学校開校10周年を記念して校歌の作詞を依頼したのであります。

快く了承なさった吉丸先生は、長野より美麻を経由してはるばる大町を訪れたのであります。

春浅き その道すがらみた景色の美しさに心打たれて創られたのが アノ「早春賦」であります。


大町市民は皆「早春賦」の発祥の地は大町と信じていますが、うばゆりと同じで奥ゆかしいのです。

大声で「発祥地はココ!と手を挙げ立派な歌碑を目立つ場所に建ててしまえばそちらの勝ちなんです。
それに比べて大町の歌碑は目立たない北大町駅近くの文化会館前にあるのです。

大町を来訪するきっかけであった旧制大町中学は現在大町高校となり、吉丸一昌作詞の校歌を歌い継いでいるそうです。

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