大切なことは 後で気がつく
毎日のように、有名人の訃報が紙面を賑わしています。
慣れっこになって、いつもフムフム、と反応するだけのうばゆりですが、
今日は違います。
井上ひさしさんが亡くなったのです。
井上ひさしさんの小説や戯曲は、
日本独特のおかしな現象をユーモアや皮肉をまぶして書いてありました。笑い転げて読んでいる内に、ハッと底に流れている根幹に気がつくのです。
日常のありふれた中にある不条理や、社会的な不条理を笑いと共に引っ張り出してくれた偉大な方です。
ややこしいことを、難しく書かれていては目にとまることもありません。ところが井上さんの作品は、大いに笑って最後には胸にズシンと来るのです。
「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに」を座右の銘にしていたとのことです。
すばらしいことばです。世のちょっとばかりエライ先生方は
「やさしいことを難しく、難しいことを浅く、浅いことをつまらなく、つまらないことをまじめに」やっていると思いませんか。
こまつ座のお芝居は旗揚げ公演依頼ずっと見ていましたが、田舎に引っ込んでからそれもかないませんでした。言葉を手玉にとって自由自在に操る面白さは当代随一で、すっかり心酔していたのに、、、
作品が一つ一つのピースで、全作品でパズルにぴたりと納まる予定だったのではないかしら?
やりかけの仕事は、永遠に白いピースのままになるのでしょう。早すぎる死に無念というほかありません。
合掌。
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今日は違います。
井上ひさしさんが亡くなったのです。
井上ひさしさんの小説や戯曲は、
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ややこしいことを、難しく書かれていては目にとまることもありません。ところが井上さんの作品は、大いに笑って最後には胸にズシンと来るのです。
「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに」を座右の銘にしていたとのことです。
すばらしいことばです。世のちょっとばかりエライ先生方は
「やさしいことを難しく、難しいことを浅く、浅いことをつまらなく、つまらないことをまじめに」やっていると思いませんか。
こまつ座のお芝居は旗揚げ公演依頼ずっと見ていましたが、田舎に引っ込んでからそれもかないませんでした。言葉を手玉にとって自由自在に操る面白さは当代随一で、すっかり心酔していたのに、、、
作品が一つ一つのピースで、全作品でパズルにぴたりと納まる予定だったのではないかしら?
やりかけの仕事は、永遠に白いピースのままになるのでしょう。早すぎる死に無念というほかありません。
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by ubayuri
| 2010-04-13 22:22
| 子ども時代・思い出
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