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明けない夜は無い~と言ったって!

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人生、どん底に落ちたときに、
「明けない夜は無い!」とかいって乗り切ったりします。

そう、昔は夜は暗いもの、暗い先に明るい朝が来たのです。ところが今は夜も明るいのだから例え話としてはおかしなことです。

夜がちゃんと暗かった時代は、日没とともに人は家に入り動くものではなかったのです。そのルールを破ったりすると、タヌキやキツネにだまされるわけです。
人の姿が消えるのを待っていたかのように、動物たちの世界になります。
あっちでチョロチョロ、こっちでゴソゴソ。

タヌキやキツネ、イタチなどが食事をしたり追いかけっこをしたり森の中は大騒ぎです。
空が白んでくると、皆 家にもぐりこみ息を潜めます。

夜中の大騒ぎが嘘のように、森も川原も静かな朝を迎えます。
やがて人が現れて賑やかな一日が始まります。

人は暗闇を怖がり、夜行性の動物は昼を怖がり~
同じ場所だけど、全く違う二つの世界あったのです。

ところが最近の人間は
「昼も夜も我が世界」 と、我が物顔で勝手な振る舞いです。
夜は暗闇でなくなり、怖い世界が消えたのです。

な~んてことを、ネオンきらきら、電飾ぴかぴかの景色を見て思いました。
人よりサルのほうが多い山裾に住んでいるから、こんなことを思うのでしょうね。




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